TOMOYA先生による「FISE」世界大会記 

こんにちは!パルクール講師のTOMOYAです。先月のことになりますが、フランスはモンペリエ で行われた「FISE」というパルクールの世界大会に出場してきました。そこでの出来事を大会記としてここに綴りたいと思います。お時間ある方、是非お付き合いください。

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今回の大会は5月26日〜29日の4日間にかけて行われました。僕にとっては初の世界大会の舞台であり、緊張というよりワクワクの方が大きかったです。憧れだった有名な選手や海外の様々な選手と交流ができる機会でもあったので、その面でもとても楽しみな大会でした。モンペリエに着くまでに飛行機に乗り過ごしがあり、友人のバッグがなくなり、到着までに2日かかってしまったので、公式練習に間に合わないかもしれない事態にまでなりました。幸いにもギリギリ間に合いましたが、時差ボケが直っていない状態であり、モンペリエがとても暑いというのも相まっての練習であったので、とてもきつかったですが、たくさんの方と練習できたので、とても楽しいものでした。気候が日本とは違い、太陽が近く感じ流ほどカラカラしており、少し動くだけでも夏バテのような状態になったので、体を慣らすのに時間がかかりました。

5月27日(金)に行われたのは「フリースタイル予選」です。僕は36人中の7番目という前半の出走となりました。観客は日本での大会とは規模がまるで違い、情勢的にもフランスはマスク規制が解除されたこともあり、歓声がとても大きく、より一層僕を緊張させました。海外の選手のレベルは見当もつかなかったので、予選のランを決勝並の構成にしました。それが功を奏したのか、予選は1位と同率の3位で終える事ができました。ミスも少なかったですが、締めの技で手をついてしまった事が悔やまれます。。。今回の世界大会では、僕の今の能力がどれほど世界で通用するのかを知るという目的でもあったため、この結果にはひとまず満足です!!

5月28日(土)は「フリースタイル決勝」です。練習の時間では入れたい技は全て完璧に決めることができていました。3月の東京大会でも入れた「トリプルコーク」と「ダブルサイドフリップ」を構成に入れ、あとはそれぞれを繋げ綺麗に流すことだけ。決勝は予選よりさらに観客数が増え、地面が見えないほど埋め尽くされていました。僕のランは最初のトリプルコークは若干バランスを崩してしまいましたが、その後のダブルサイドフリップは完璧に決め、最後まで走り切りました。考えていた構成と違い、手をついてしまう回数も予選より多かったです。構成を変えた分、足の負担が大きくなってしまい、疲労が早くに出てしまいました。結果は残念ながら8位に終わりました。

今回の大会では点数の上げ方や駆け引きの仕方など、数多くのことを学びました。この8位という結果は僕の中では満足のいく結果ではありませんでしたが、それ以上の価値を見出す事ができたと思います。この結果を糧に、次回の世界大会では優勝を勝ち取れるように日々精進して参ります。大会で応援してくださる生徒の方々、並びに親御さん、毎度応援してくださりありがとうございます!より一層努力をしていきますので今後ともよろしくお願いします!

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